どっちが版で、どっちが紙かーーーー??
版画を始めてから、ずっと拘っているというか、結局自分が好きで目指しているものは線と色。
線と形。
好きな作家も沢山いる。
好きなデザイナーも沢山いる。
そんな人たちに近づきたくて自分だけの「線と色」「線と形」をずっと探してるんだ。
んで、あとよく思うのが版画は平面なんだけど奥行きのある世界を描きたいってこと。
絵の背景ということじゃなく、なんつーんですか、深いっていうか、薄っぺらじゃないっつーか。
難しいですね。
イメージと刷り上がりとで合わなくて泣いたり、1版目だけなら良かったのに、合わせた途端に駄目になったり。
そういうことだらけです。
というか、目指すところにはまだ全然たどり着け無いどころか、「オオ遠いぞー。」と階段の下から見上げている段階。
で、たまに「あ、一段階段をあがれた!」って思うんだけど、そう思うと到達点は更に先だったりして。
むっずかしいね。でも、楽しい。
今また楽しい時期に来ています。
足掻いて足掻いて・・なんだけど、それでも楽しいと思えることがまあ、精神衛生上良いので、そうすっと作業室に向かう足取りも軽やかに。
なので、作品には繋がらなくても毎日朝早起きして作業室でごそごそと紙とニードルをいじっている。
これがまた、階段の一段に繋がっていくのだと信じることにしております。基本ポジティブ。